白川剛のお気に入りの歌一覧
みづ子
「プロポーズ待ってるからね」「ふだんから言うてるやんか」そうだったんだ
7
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光源氏
武藏野の木の間に降りし蝉しぐれ青の朽葉も濡るる夕暮れ
7
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螢子
自転車を木陰にとめて少年が遠い目をする通学途中
26
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七色コイン
愛に飢え彷徨うものがあるならばオレが親父になってやるから
10
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半格斎
うらぼんえ待つらむ孫の玉梓の想ひよすがに夜は更けにけり
13
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半格斎
路傍より手折る白百合けだかくも醉ひし香りや家中満たせり
19
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つくしめ
青嵐 立義を想ふ かきつばた 調ひ笑むは うれしく匂ふ
5
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浅草大将
草の陰いつしか秋をさきがけてひそかに夏をこすもすの花
22
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ふきのとう
雨の中ひまわりの傘くるくると背中でまわし少女は駆けゆく
11
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恣翁
波の下 月も届かぬ 闇路にや 啜り泣くらむ 水漬く屍は
21
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卯月
なよ竹の罪へと堕ちて闇深し救ひも未だ見へぬ密林
3
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まつい
梨本も柘植も木村も山本も鈴木も羽田もみんな元気だ
3
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紫苑
ひととせの煩ひしづむ胸そこひ今年も紅き浜木綿の咲く
13
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白亜
秘密にはやさしさ ひとつ忍ばせて あの夏ふたたび 巡りくるまで
20
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聴雨
風あをきかのはつ夏の眼差しは遥けし空を指して帰らず
12
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浅草大将
ほどもなく沖にあらしの来るらしも空に先立つ雲のうき浪
12
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光源氏
ほととぎす聲聞く美濃の秋風に濡れし袂の定めかねつも
8
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あそびくも
斜に奔る白紫の稲光り雨脚はやく宵の更けゆく
14
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七色コイン
愛刀は押し入れの中眠ってた 繰り返さない 傷つけること
15
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粕春大君
軒端なる鈴のさやかに鳴るなればむべすず風と人のいふらむ
21
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