メガネのお気に入りの歌一覧
永鹿
心なしに 折れたる枝は 思はねど 枯れし音にぞ 冬深むるる
5
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しょこら
不安げに私に抱かれゴロゴロと喉ならす猫なかなか降りず
2
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しょこら
時に目を細くして見る親猫は何か私に話したそうだ
1
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しょこら
父親を亡くした長男年二十歳まっすぐに育て幸せつかんで
3
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白亜
流れゆく 水面を桜の色に染む 春の儚きいのちのかたち
7
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田中ましろ
宵闇に人も宴も去りしいま ひらり花びら 静寂に消ゆ
6
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じゆん
立ち上がれ我が体内の細胞よ力をあわせ勝ちに行くんだ
7
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霞草
散歩道 色とりどりの 花や木々 綱引く犬も 見上げる垣根
5
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さくら咲月
人の世を 幾年眺めん 櫻島 ぷかりぷかりと 烟はきつつ
3
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向日葵
たんぽぽのような笑顔で想い告げ 駄目なら綿毛になり空に舞おう
1
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akari
ひらひらと弥生の空に雪が降る故郷の春はまどろみの中
15
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笑能子
しんしんと冷えいる中で桜見るその一片の一層白く
4
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浅草大将
あづま路に御祖の跡を尋ぬればなほ青雲の枚方の里
6
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板じい
降り濡つ 小さき蕾 枝々に 眠りし幹の 根の国や春
4
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九十九
緯度たかき日本の空に帰り来てつばめは春の雪空を飛ぶ
3
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車男
帯をなし池の面に降る夕光が春の彼岸の波を漂う
15
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仁 呼
巣立ちゆく 子ら見送りて 一抹の 寂しさ馨らす 学舎の花
5
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ふみまろ
顔以外麻痺で動けぬ病床で父は笑った初孫を見て
17
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弓比古
紅の 雲立ち上る 富士みれば暮れの明星 輝きにけり
2
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紫苑
春雷に胸の裡にてわさわさと騒ぐものあり形は成さねど
6
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