falconのお気に入りの歌一覧
十六夜
背伸びして 目線の高さ あわせたいあなたと話す ただ一瞬に
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詠み人知らず
ひぐらしの鳴り響く声聞きながら祖父懐かしむ終戦記念日
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粕春大君
ささやかに川辺に立てるなでし子の髪なびかする秋の涼風
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虹雲
大空はわがキャンバス大筆で虹雲綾雲あかね雲描く
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岡本雅哉
詠もうってすればするほど詠めなくて短歌が呼んでくれるのを待つ
8
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紫苑
陽に顔をそむけもせずに並び居てダリアの群れは笑いさざめく
8
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リンダ
歪む背に喝を入れたい午後三時やわらかき人に貰う八つ橋
9
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虹雲
少年は大人になりぬ秘めやかに積乱雲は記念碑のごと
3
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田中ましろ
風よ風よ我に向かって吹き付ける風よおまえは味方か敵か
8
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ありぎりす
それぞれが任せてくれという選挙よくなるのかな僕の暮らしは
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紫苑
香も高きアイリスの酒のどを焼き紫紺のほのお身うちに灯る
10
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裕月
八月の夕暮れ時の抜けるような藍色の空 秋せまりくる
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虹雲
恋文の出し遅れしを届けたき今朝夏終えし空みてあれば
4
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東大寺
少年の 心に宿る 憧れは いつしか夢の 住処となりぬ
10
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東大寺
現世に 生きる悲しみ 多けれど 最後に残る パンドラの箱
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じゆん
いつだって空は単純明快で青の青さが羨ましくて
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赤橙黄緑
飛行機がとぶ空は繋がっていても下に広がる別のせかい
4
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紫苑
結ぶ手にいのちの息吹き流れ込みわれ生きゆかむ「愛しています」
9
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悠々
カナカナノ ウタウ挽歌ハ 逝ク夏ヲ惜シミ哭クカヤ カナカナカナト
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波江究一
もの思ひ涼ませむとて來し河原に蟲の聲いや蝉をしのぎて
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