幸子のお気に入りの歌一覧
恣翁
微睡を誘ふ 虻の羽音して 軟らかき風 藤吹き渡る
18
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夢士
七草の粥に焚かれし母子草春の野に在り優しき産毛
19
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詠み人知らず
口にする過去の栄光自慢話 今に誇れるものなき故か
11
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詠み人知らず
お土産の高級寿司よりチェーン店の方が美味いと感じた悲しみ
8
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詠み人知らず
AかB ランチメニューはどちらでも 好みの彼には白メシ大盛り
9
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恣翁
遅桜 香の烟に咽びつつ 暮れかかる陽に 散るを躊躇ふ
24
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石川順一
葉室家や葉室麟など調査して歴史の深み歴史の重み
11
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石川順一
ようやくに躑躅は開花して行けりストリートにも躑躅の並び
14
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石川順一
玄関の目隠し壁が塗装されシジュウカラ鳴く殆ど夏だ
16
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石川順一
重複を恐れず全部やって見る重複自動排除がよろし
12
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吉野 鮎
湧きたちて山はみどりを競ひをり 藤むらさきの彩りに薫る
18
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へし切
雨あがるころにひときは美しく道ゆく人も見あぐ薄紅
21
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へし切
この本をもろびとこぞりて読めと言ふ 吾も離れまじ これ求めたり
16
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夢士
春の陽を浴びて里山ぶらぶらり鳥鳴き交わす一人行く路
10
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葱りんと
シャベル入れ 柔らかそうな 土の香 私が種なら ここで寝たいな
14
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工藤吉生
やめたってよかったんだよオーザックオーザックオーザックうす塩
3
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滝川昌之
薫風に泳ぎはしない大人鯉 柱の傷は子の備忘録
20
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コタロー
せつかちな家々飾る鯉幟風も吹かずに垂れてをるなり
7
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コタロー
草むらに蟲の音聞ゐて川の水流れる先に夏が待ちたる
7
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コタロー
路地裏の小さな畑にささやかな作物育て樂しむ人よ
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