詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夏乃
栞抜き閉じた瞼の闇やぶるノートル・ダムの鐘の音
9
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秋日好
赤ワイン焔ともした小指先荒れた畑に余りに艶めく
19
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秋日好
ミサイルが頭上に落ちてきたときに不沈空母になるのでしょうか?
12
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秋日好
弄すればするりと逃げる真心を集めて紡ぐ詩作のジレンマ
20
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野々花
そうやってあなたはいつも笑ってた日だまりに咲くすみれのように
28
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inosann
三十路すぎ就活に向かい始動する息子と父母との三人四脚
23
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inosann
さざめきに今ふく風の声を聞くそんな気のする菜の花畑
27
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野々花
衣脱ぐ辛夷の花の清らかさ真綿色した雲がたなびく
23
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和月
懸命に燃ゆる星に憧れを けれど見ゆるは薄月の光
9
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和月
軽やかに 指先紡ぐ 言の葉と 音には出来ず 解ける言の葉
9
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和月
温もりに寂しさ覚え手繰り寄す 寂しさだけを抱く花冷え
8
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和月
置き去りの 陽だまりの中 微睡みて 心までもが 春に解ける
8
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まあさ
一斉に 悲鳴が響く 公園の うしろの山が 大きく揺れた
17
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まあさ
震度6 テニスの審判台の上 息子がぐらぐらぐらぐら揺れた
15
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まあさ
震度6 留守番の子に 繋がらぬ 携帯握り 家路を急ぐ
22
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沙久
「最後はね、人間性だと思うんだ」貴方の言葉を私は生きよう
22
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リクシアナ
姉妹とはおかしきものよ爪ほくろ合わせ鏡の母の影みる
25
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夢士
咲きゐだし小さき野の花ホトケノザ星の瞳や種付の花
23
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あかつきのそら
逢えぬことに安堵さえした日々を終え 再び溺れる極彩色の恋
11
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あかつきのそら
床板の木目が怖いと云う子らに思い出す 今はもうない古家
8
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