詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
ヒナゲシの風に揺られて五月空コロナ禍のなか街に人なく
9
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名鈴
幼けなき 声で健気に 唱え居り 「うがいてあらいおうちにいよう」と
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ryotak
御釜湖に登りてみれば白妙の蔵王の高嶺に残雪そびゆ
7
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ryotak
うつつにも夢にも会わぬ人なれどウェブの窓辺に見知りけるかな
10
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ryotak
わが業は公共物を建て設く 衰退業種と人はいふなり
5
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ryotak
KYを現場は危険予知と読み 空気を読めずとひとはいふなり
10
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ryotak
天の原に放たれ行けば 相模原JAXAの室に送るイトカワ
7
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ケンイチ
古庵にも訪ふ人あれば花みちて皐月にあらた笹草そよぐ
8
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北窓
揺れ沈む私の好きは脆弱で情けないでしょ大人なのにさ
9
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さかさまぼこ
崖かけて瀧津瀬のごと咲きなだれ紫煙る山藤の波
4
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さかさまぼこ
草刈りのフランス菊を残しけり 名にし怖ぢずは何に怖ぢけん
2
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名鈴
禍に 先ず倒るるは いつの世も 心さびしき 独り住み達
5
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名鈴
長き夜に 粗栲の袖 冷え入るは 露と涙で 漬ち干ぬからよ
8
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ryotak
マジョルカに携ふフーガはロ短調 半音連なる雨だれの音
6
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芳立
常ならぬ世とはこれなり心して甲子園なき夏を迎へよ
4
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ケンイチ
引力を緩めて軌道を外れゆくわが衛星に吹く風はやさしき
9
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名鈴
長らへて かつて聞かざる 仇に怖づ 頼む人さへ はかなく悲し
10
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ryotak
文字の端はダブりにけりないたづらに我が目歳経るメガネせぬ間に
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滝川昌之
南国の雨季の便りににじみ出す汗も然りと渡る日陰よ
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ななかまど
アマビエにここぞとばかりすがりつく巣篭もりを断ち薫風を着る
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