幸子のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
姑の 尤もなれど嫌味なる小言に 友の心中測りき
9
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夢士
展望の窓より眺む故郷や変わる街並み消えぬ思い出
14
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工藤吉生
九時を知らすチャイムが鳴って気がついて見上げた時計今まさに九時
3
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ことぶき
風邪ひく子 背をさすりつつ胸に抱く 寝苦しき夜は朝待ち遠し
13
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滝川昌之
大都会 漂流しそうな人波で 信号弾は躊躇わず撃て
15
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詠み人知らず
二十代、焦がれた頃の要求はドットテキストスタイル応募
4
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詠み人知らず
立ってさえいないのに崩れいく日には何処へ落ちたら正解でしょう
9
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ななかまど
若茎の食べごろなりやミョウガダケ放射線禍の消える日はいつ
10
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灰色猫
挑戦を恐れぬ人の心には枯れぬ泉があるのでしょうか
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夢士
江戸の松時流るるや浜御殿春の陽だまり椋鳥遊ぶ
13
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詠み人知らず
瞳には嫉妬に狂ふ赤黒き焔映しつ表情消す君
7
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詠み人知らず
人謀る お為ごかしに バカヤロー! 声飲み込みてノートの隅に
4
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詠み人知らず
永遠の闇に息づく深海魚 黒より黒くその身俏して
12
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詠み人知らず
出来ずして悲しき気分になりぬれど がんばる己のメンタリティ褒む
9
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夢士
ひっそりと切り株に座す石仏賽銭一つ多摩の里山
13
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コタロー
その家の前を通れば雜種犬柵に前脚掛けて尾を振る
4
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コタロー
神社には合格繪馬がそれぞれの夢を描ゐて風にカタカタ
7
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ななかまど
美味しいね幼き子らの声のする小さな街の銀座食堂
10
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コタロー
三毛猫がじつと見つめる塀の上人の世界を人より知りぬ
11
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滝川昌之
夕焼けを見るなら三丁目に行こう曲がれば昭和の横丁がある
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