石川順一のお気に入りの歌一覧
なかしぃ卿
秋の田に刈りこぼれたる米粒の次につなげむ春待ち遠し
8
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コーヤ
輝きの夏の日過ごしたメモリーを夏の衣に染めて仕舞いぬ
21
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沙久
パワーダウン ヘルペス軍団 襲来で 給料日前の 財布が泣いた
16
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橙田千尋
メイドイン地獄のベッドで寝返りを気のすむまでうちつづける夜
5
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林林
秋の野の繁れる草に飛び入りてただ転がりて戯れたきに
19
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沙久
巻き戻しボタンを押していないのに あの頃みたく笑い合う午後
23
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矢車菊
てのひらを重ねるやうなたしかさで深まる秋をきみと歩まむ
16
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リクシアナ
裾長きインディゴ羽織る早朝の霧の雫を髪に含みつ
22
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藍子
赤トンボ茜の空に同化して家路を急げと語るが如く
7
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矢車菊
天と地がしづかに離れゆくやうな秋晴れの朝ひかりうまるる
19
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藍子
花時計真っ赤なサルビア盛り過ぎ秋が来たよと季節教える
6
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矢車菊
風と風ふれあふやうに過ぎてゆく日常といふ無色透明
16
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緑里
天球に張りつく光を飲みこんでくちづけをする眠らぬ二人
6
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夢士
秋あかね追ひて野の原駆け巡りひっつきむしの勲章付けて
18
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灰色猫
大切な愛する人を失って私の旅は始まりました
17
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Chico
洞窟に我らを遺し草原を渡るしつぽの群れかろやかに
19
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なかしぃ卿
外つ国の言の葉少し学べども使へず笑みでお茶濁すかも
8
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舞
ネット地図そぞろ歩める懐かしき街は虚しく君あらなくに
13
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詠み人知らず
一枚の木の葉に沁みる友の愛落葉の栞添えある手紙
15
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河のほとり
清かには現と見ゆる方もなし里は麓の朝霧の底
21
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