石川順一のお気に入りの歌一覧
藍子
秋の空青より蒼く澄み渡る浮んだ雲を放すことなく
8
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なかしぃ卿
コンタクトレンズずれたる束の間の瞳の奥ぞ焔燃やせり
5
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恣翁
彼岸花 火花飛び散る炬火の 行列するを 想像せしむ
18
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灰色猫
冬告げる初雁の群れ小夜に消ゆ月冴え冴えと寒露照らせり
25
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灰色猫
虫の音の上澄み掬い飲み込めば清流となり目覚めれば海
14
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灰色猫
午前二時わたくしと言う自分史に挟まっていた君という栞
20
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恕道
恋に落ち 鮮やかな羽 背にはえて 宇宙の果てまで 飛べる気がした
9
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呉竹の憂き節
限りなく憂き身をいかに嘆かまし世に敷島の道なかりせば
8
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ジョシュ
寝不足が僕を引きずり下ろすから一口飲んだ炭酸の泡
4
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夢士
歳忘れ大声出して拳ふるヒヤヒヤドキドキ桟敷のテレビ
18
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北上 詩迷
恋情は 臆病者の 錯覚か 愛には遠い 幻覚ですか
8
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呉竹の憂き節
澄みわたる月を谷にもまたや見む光と名とはまこと変らで
7
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ジョシュ
なんとなく明日起きたら死んでいる気がしたけど目覚ましをかける
6
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夢士
朱鷺色の明け来る空や鳥の声今日の一日好きことあれと
16
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ハナアルキ
秋服に染まる街並みちらと見て まだ半袖のわたしを守る
7
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桜枝巧
サイリウムと野球バットを握りしめぼくらの「ふつう」は宇宙を駆ける
4
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桜枝巧
(どふせまた意地張ってんだらう)姿勢よき兄の背中をじつと見つめる
3
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桜枝巧
兄はまた背中で語る パーカーのフードについた猫毛は取らない
4
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桜枝巧
例えればだあれもいない街角で朝一番にゴミを出すこと
4
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沙久
拙さをカバーしようとコメントに記したはいいが誤字紛れ込む
14
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