ながさきのお気に入りの歌一覧
へし切
胸の奥怒り哀しみ閉じ込めて 喜楽 気楽と生きるは辛き
32
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ふきのとう
真夏日に蕾ふくらむ白百合の開花待ちつつ水やりをする
18
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紹益
絶対に 安全ならば 処分場 建設しろよ 東京都心
13
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へし切
笹舟にさをさし渡る浮世川浮きつ沈みつ情けにおぼれ
21
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灰色猫
遥かなる石器時代の彼方から引き継がれ来た灯火宿す
10
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紹益
おもむろに 火垂るの墓が 目に浮かび なみだを拭い 不戦を誓う
13
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詠み人知らず
洗剤の微かな香りそれだけの 白がよく合うきみに会いたい
28
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恣翁
横柄なくせに わづかな風にさへ 震へ慄く君のプライド
64
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恣翁
明け遣らぬ あしたの露を 糧にせる その日暮らしの 聲ぞ侘しき
58
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恣翁
出稼ぎの家々なるか 戸を閉ぢて 水仙の庭に鶏鳴くばかり
60
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恣翁
おてんばが 佛に變はる 寢顏かな 脣寄せし その圓き頬
75
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恣翁
重過ぎて 詠むも憚る 歌心 今は黙して 溢るるを待つ
91
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灰色猫
折鶴の祝日を作ろう これ以上惨劇がおきないように
8
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へし切
緑陰に日差し避ければ心地よい老ひ鶯の清き声聞く
27
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由縁
亡き義母は寡黙が美徳と実行し われ悔いて言う 叫ぶもよしと
26
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とまと
はじめての君との夏がたのしみで買ってしまった麦わら帽子
16
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詠み人知らず
何もせず座りて居ても春は来る 草は芽吹きて木は実を付ける
15
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詠み人知らず
路地裏を曲がればワッと紫陽花の薄紫が一面覆う
13
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詠伝
浮き沈み激しく揺さぶるあのひとを憎いと言ってなぜ好きでいる
17
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灰色猫
これが私の本來の姿だとみどり誇れる葉桜並木
28
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