夕夏のお気に入りの歌一覧
灰色猫
あたたかな満月だねと微笑んだあなたを偲ぶ月のない夜
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灰色猫
満ち欠くる月花の下で願わくば再びまみゆる事を祈らむ
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灰色猫
三日月を僕は見ている外つ国で君も見ている国境はない
17
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灰色猫
水色の衣乱るる狂おしき君のはだけし月色の肌
16
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灰色猫
凍てついた月にも春がくるように君の歌にも春の訪れ
17
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舞
逢いたいと心で思い身も染まるでもできるのは名を慕うだけ
5
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詠み人知らず
お隣の雨戸の音で無事を知る ひとりすまいがふえるわが街
4
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詠み人知らず
雨の日はイオンモールで一万歩 なじみの顔と会釈をかわす
5
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聴雨
まどろみの耳に降り初む春の雨やるべき事の何も無き朝
9
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灰色猫
ぷにぷにと旅する野良に連れられて迷い込みたる猫の王国
16
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時雨時
川沿いを歩く猫鳴く鯉跳ねる向こうに見えるビルは死んでる
3
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灰色猫
作業中キーボードへと乗っかって伸びをしながら邪魔する猫殿
14
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灰色猫
新聞と遊びはじめる猫殿と歌壇のページをチェックする朝
17
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灰色猫
おはようと起こしてくれる猫殿と一緒に甘美な二度寝に落ちる
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舞
あの頃は子供であったとごめんなと記憶の君に告げるひと言
6
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もどり
何時間前まで生きていたのだろう 特売の豚のナマの感触
4
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コタロー
北風の強き古池一列に輕鴨たちが岸邊で耐へる
5
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灰色猫
じゃが芋の切れっ端を育ててるキッチンだって立派な畑さ
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詠み人知らず
一人きり ベッドの中で 震えてる あなたの残り香 消えていくまで
7
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横井 信
満月をもとめ見上げた枝先にしずくはひかる真夜中の花
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