みやこうましのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
寂しげな母をみるのが辛いから眠りにつくのを待ちて部屋を出る
32
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コーヤ
花群れる くちなしの香に 包まれて 山の彼方の 富士仰ぎみゆ
30
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灰色猫
一面の田という田からこだまする蛙は恋を謳歌してをり
27
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矢車菊
「寂しくはない」と公言するときのぼくらほんとはとても寂しい
18
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藍子
羽ばたいて仕事についた娘たち辛くないかな喜びあるかな
28
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関山里桜
西空は雲にとざされ裏道に濃ゆく煮詰めた醤油の匂い
12
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関山里桜
暮れなづむ八坂の塔を望みつつ車夫と行き交ひほほ笑みあへり
23
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inosann
巴川の川面にうつる夕焼けが波に切られて煌きにかわる
33
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舞
妻洗うタオルケットにくるまれば陽の香りする安らけき夜
29
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藍子
花束の美しさ増すかすみ草主役にそっと寄り添うように
22
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藍子
人生でたった一度の初恋は年輪重ねまだ思い出す
21
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リクシアナ
はまなすの花鮮やかに咲き濡れて白き夏菊丘に波打つ
39
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灰色猫
心根の奥に潜みし直感を詩情に乗せて詠んでいけたら
28
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矢車菊
ずっと前を見なくてもいい 少しだけ先の未来を見ようとすれば
14
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矢車菊
いつの日か会える気がする 何となくそんな予感を大事にしたい
21
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inosann
興津川に潮のぼりきて小波の夕陽にしばし煌きはなつ
22
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灰色猫
近づけば近づくほどに傷ついて僕ら互いを求め咲く薔薇
27
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へし切
あぢさゐの花のよひらの映ろひに夏の宵居は月もすみけり
29
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詠み人知らず
紫陽花の雨にうたれし軒ばたで蛙我が世を楽しみており
38
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灰色猫
ワイシャツの口紅愛し昨晩の秘密をひとつ手洗いをする
18
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