恣翁のお気に入りの歌一覧
紅桜
頬ついて眺める空の泣きぼくろポツリとひとつ零るるやふに
6
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笑能子
だらだらと己の盟約延ばす人間延びの経のご利益は無し
3
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狭霧
籐椅子に身をゆだねつつ沢風の吹くにまかせる山の夕暮れ
10
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ケンイチ
真緑の湖上にひとつ舟あそび夏は無口となり煌めけり
16
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詠み人知らず
親の苦労も知らない顔したじゃがいもに慰められて滾るよシチューが
2
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葉月きらら☆
恋人のたてる寝息が愛しくてふと抱きしめた背中大きく
7
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詠み人知らず
うつされた風邪がなんだかうれしくて 火照る体は恋したしるし
2
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只野ハル
小雨降る軒に干されたTシャツが溜息をついている昼下がり
8
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只野ハル
付き添いの大衆床屋AMのモーツァルト聞きつつ父を待つ
6
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葉月きらら☆
次に会う約束をせず去る人の振り返らない背中見つめる
29
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おおみはじめ
電飾のとりどり乱れ舞ううちにあおざめて立つ風の塔あり
3
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浅草大将
幾そたびソーダの泡にしづめしか積み荷ぞ重きわが貨物船
5
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悠々
斎場ノ煙突直二天ヘ伸ビ荒ブル魂ノ父ノボリユク
12
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ふきのとう
ラベンダー今年も咲けるうれしさにポプリ作りて芳香たのしむ
6
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トノゴジラ
節電とエアコン停めしフロアーにあまた首振る扇風機かな
4
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光源氏
風そよぐ夕陽が丘の鐘の音みなづきばらえに心をこめて
9
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紅桜
都々逸が短歌と肩を並べるわ気疎ひほどの真夏の生理
4
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ちょうのすけ
雨の日は ショパンの旋律弾くように 甘く優しく すべる指先
4
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葵の助
ランドセルその名も「天使のはね」しょって小学生よ羽ばたけ明日へ!
5
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葵の助
おやつなら三時すぎてもあげるから心配しないでお昼寝してね
5
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