恣翁のお気に入りの歌一覧
沙枝
名誉など求めぬ君のアトリエに優しくそよぐ静謐な風
10
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詠み人知らず
僕の歌みんな丸ごと持って行き出て行くことは寂しいけれど
10
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透子
ひかり射す水沫の色の濃き青に天の近さを見降ろしてをり
8
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卯月
暑き日にふと思い出す三月の停電の夜の暗さ寒さを
4
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卯月
「病院に行けば」と心配してくれて料理は替わってくれないあなた
7
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加祢
さかづきをなみとみたして豊栄のみよにつぎゆく笹の露かな
29
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光源氏
ふる里は心に深く殘りたるさびしき雨はやむことはなく
12
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光源氏
年を經て朝な夕なの酒びたりしばし無常の歌に沈むる
13
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悠々
炎天の丘の上なる靈園の石室の母我を呼びたまふ
17
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芳立
子のためといはば狂ふも善からめやたれをか昏き親は守るべき
7
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みやこうまし
仏さまと手をあわす顔が仏さま介護疲れの癒されるとき
16
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葉月きらら☆
重なった手が恥ずかしくとりあえず空けたグラスの氷がキラリ
7
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葵の助
結婚をしてる余裕で恋バナに若い子いいねとオバサン面する
1
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葵の助
空腹の時目の前にあった物これでいいやと結婚をした
3
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葵の助
殺意すら時には湧くが結局は死ぬまでズルズルそれが「結婚」
2
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高島津 諦
散歩道 足取り緩む父母を追い抜く時より我も老いゆく
1
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透子
宵の道のひとつ途切れた街灯に深まり揺らぐ夏の夜の色
5
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あそびくも
泡沫の夢に見まがふ炭酸の粒に幼き日々がはじけて
13
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夢想家
溢れ出る憎しみあらわに叱り付け相手の顔が鏡に変わる
13
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あそびくも
梅雨暮れの雲いくえにも煙りたち覗く隙間に若い夏空
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