恣翁のお気に入りの歌一覧
ゆうくん
風のみが ささやく川の 水音に 戯れ消えた 蟹の足音
2
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光源氏
夏の夜に光かがやく白き川みちびきたまふ天の浮舟
7
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光源氏
今宵また草葉の蔭に風は吹きかかる無常の儚さを知る
8
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透子
月代の清けきひかりに呑まれつつ夜の天幕に星は眠れり
4
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くぼ
地下鉄の車内に迷う蛾の孤独それでも光目指す他なし
6
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蕗子
ささがきの牛蒡さらした水をとりほの紅き色見せるあてなく
8
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紫苑
あふのけに身を任せゐる猫を抱き初蝉を聞く夕端居かな
15
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まるたまる
悲しみを吐き出せばいい喜びは自慢すればいいよ「おかえり」
13
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七色コイン
涙など流さぬ僕も 寂しさは 日毎に募る 「ごめん、ただいま」
75
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葵の助
子のパジャマ剥ぎ取り洋服着替えさす 忙しい朝黒衣のように
4
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透子
蝉の音の聞こえぬ木陰で目を閉じる世界に独りと感じる夜明け
2
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葵の助
長靴とレインコートでフル装備さあ水たまり好きなだけ踏め!
3
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葵の助
我の横笑って走り抜ける子は数度に一度捕まえられたい
1
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ケンイチ
雨の降る町へ帰らば誰か待つ行き交ふ人に背を丸めつつ
18
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ふきのとう
しみじみと吾娘と語れる夏の夜に遠き日おもえば遠雷のなる
12
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ふきのとう
梅雨明けにみんみんせみの聞こえくる夏本番に汗の流るる
9
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夢想家
競い合い目のこぶだった君が去り解放よりも寂しさ残る
7
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あそびくも
男らの汗ほとばしり砂煙り一番山の歌勇ましく
8
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透子
風向きの変わる季節を越えてなお想いよどうか変わらずにいて
3
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半格斎
宵待ちの月は昇りぬ落日をいまやおそしと傾きて待つ
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