恣翁のお気に入りの歌一覧
光源氏
ぬばたまの黒髮ゆらく君が背にありしほくろのなつかしきかな
10
もっと見る
舞
仏壇に微笑みて待つ父の影老いゆく母と一夜語らん
11
もっと見る
葵の助
理由なく戦うくせにおっぱいで安らぐなんて男ってのは
4
もっと見る
柊子
華やかな 彼女に見とれ 見過ごした季節外れな 侘助の花
5
もっと見る
くま太郎
不自然な笑み浮かべてた合コンで君はあの子をずっと見ていた
2
もっと見る
透子
霧雨をものともせずに駆けてゆく太鼓の音と浴衣の子らと
3
もっと見る
只野ハル
新興の丘の上なるこの街の自治会報の文芸欄消え
6
もっと見る
只野ハル
血圧を測るナースの落ち着いた瞳が徐々に上から下へ
1
もっと見る
葉月きらら☆
わがままを言わなくなって寂しいよ可愛くなった祖母だけれども
19
もっと見る
陽だまり
寂しいね 流れにあらがふこともなく朽ちてゆくのかこのままそっと
2
もっと見る
陽だまり
黄昏に人形あやし笑む祖母よ今が一番幸せですか?
6
もっと見る
ほたる
価値観は誰にも批判できぬもの熟れたトマトか青いトマトか
13
もっと見る
悠々
僞善者と己れをそしることはない花には水を人に情けを
17
もっと見る
横雲
うれしくも吹きくる風の涼しさに君を偲べば夏の暮れ行く
6
もっと見る
光源氏
過ぎ往きし煌めく夏の球宴に響く歓声落つる赤涙
8
もっと見る
葵の助
弟が寝ている隙に我の膝滑り込む子はまだ四歳で
1
もっと見る
晴流奏
学帽がカルガモみたい騒がしく進む社会科見学の列
1
もっと見る
けにちん
三春町の瀧桜に胸うたれ言葉も出ない十八の春
1
もっと見る
けにちん
池袋 後ろ姿に君重ね 違うと知りつつ肩を叩いた
2
もっと見る
蕗子
諦めのひとつ手前に訪れるまだ見ぬひとの眼の色の夜
29
もっと見る
[1]
<<
2244
|
2245
|
2246
|
2247
|
2248
|
2249
|
2250
|
2251
|
2252
|
2253
|
2254
>>
[2560]