恣翁のお気に入りの歌一覧
舞
いつからかともに歩みし年よりも残れる日々を思う時あり
16
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はな
八月を仰いで伸びた首筋の汗に抱かれてみたい真夏日
11
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陽だまり
寢つかれず想い出さがし月の夜寢入るわが子に面影みつけ
4
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そらの珊瑚
恋心突然気づけば重たくて育ちすぎた向日葵みたいに
5
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たえなかすず
スプーンには表面張力まだ残る私の最後の片意地の海
1
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ゆうくん
草叢に 秋の気配を 聴く花の 髪かきあげし 八月の風
5
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透子
この声が伝えるものも本当は願うほどにはたぶん足りない
3
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只野ハル
父は来れず母は坂を上れずに一人参りの夏の墓へと
6
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由良
滲んでる 月も涙をこぼすのか染み出す光で闇がぼやける
5
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葵の助
好きなのは結果じゃなくて過程なの パン焼きジャム塗るけれど食べない
2
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うらん
ポップコーン はじいたような 雲影を 振り払い行く 高速道路
2
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舞
ひと夏を鳴きて骸ろの蝉の声降るを受け留む歌と思えば
11
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こはぎ
遠くから見守るように微笑んだ君の余裕はたまに淋しい
25
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ふきのとう
立秋の空なほ遠く真夏日に歌のうたえぬカナリアとなる
16
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月澄
ゆく夏に項垂れうつろふ真藍花あわれと思へさかりしころを
9
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高島津 諦
切れたなら願いが叶うミサンガが千切れて路上で黒ずんでいる
3
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陽だまり
挑みくる陽射しに勝てずコンビニに飛び込む我をひまわり笑ふ
9
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こはぎ
ただ指を静かに撫でているだけの君に心ごと溶かされていく
6
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月澄
足重く 戦場戻り構え見る 敵の作戦 夕餉の支度
9
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陽だまり
麦わらと長靴 スコップ バケツ持ち今日も元気に砂場へ出動!
6
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