詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
「雪かきの少ない冬でよかったね」桜の前の安堵の会話
18
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西村 由佳里
絵の本を抱えた小さな女の子邪魔せぬようにつと立ち止まる
9
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桐生賄
春なので 通学靴に ローファーを 買ってあげたい 親バカですか?
21
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リクシアナ
柔らかに緑深めるふきのとう教え文句のほろ苦さかな
28
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舞
年ごとに命をかけて花は咲く一度の草もまた咲く木々も
12
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吉野 鮎
あの人の學びし國に今を來て愛しき影は追憶の中
8
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まあさ
その白に 何かを秘めて いるような スノーフレークの うつむきかげん
21
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河のほとり
夢にのみ昔ちぎりし君見えて桜の底に眠る頃かな
18
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秋日好
病床の窓に小鳥が飛び来る嬉しいけれど巣は遠慮して
20
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詠み人知らず
寒ゆるみ心もゆるみ薄衣あざ笑うがに春みぞれ降る
24
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まあさ
春雨が 淡く優しく 柔らかく まだあどけない 桜を包む
24
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まあさ
支えられここまで辿り着いたこと 忘れず「歩」のままコツコツ励む
15
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inosann
霞かかる車窓にうつりし駿河の海 空との境が定かならざる
16
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藤久崇
千草咲き 千々に色付く 叢の 小園愛しき 豊土の春
22
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夢士
陽の射して丹沢の峰輝けり春分過ぎし三月の雪
21
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千映
それほどの寒さはないと知りつつもストーブ点ける甘き習性
12
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雪柊
「制服を着たら可愛く見えるかな」彩水の恋は桜待ち侘び
25
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石川順一
解体の写真を遠くで撮って居る踏青の心むくむくと湧き
14
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高松 蓮
寒かれど 娘と二人で 鞘をむく グリンピースが 春来ぬと告ぐ
8
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高松 蓮
名も知らぬ 路傍の草も 陽射し浴び 輝き放つ 春の訪れ
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