日向猫のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
よちよちの認知の妻に願いたり死ぬまで歩け寝込みて死ぬな
12
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みやこうまし
分度器の半孤に伸びる空の虹移ろい変る街測りたり
14
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紫草
週末に夫が張りきり刈り込んだ山ぶどうの木涼しげに立つ
17
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紫苑
慰めのしづくのひとつ零るれば水琴窟のひそやかに鳴る
33
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紫苑
携帯の声くぐもりて真夜中の雨はふたつの町をむすべり
31
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詠み人知らず
可愛いかな 三十一士 分身よ こころ足跡 遥かうたのわ
14
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紫草
免罪の仏の顔も三度まで母の顔なら五度も六度も
17
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詠み人知らず
「給油所の過疎対策に知恵絞れ」 リズム良すぎる日経の記事
24
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falcon
泣きじゃくる弟なだめ帰る道幼き姉にコスモス揺れる
85
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falcon
逝くひとの熱き怒りを閉ぢ込めてけふもかはらぬ真夏日のそら
25
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falcon
暑き陽にたへて俯く朱の花に幾たびかへる夏のおもかげ
17
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晴橘
紅玉の色した苺を大鍋で煮詰めたジャムで君を汚そう
6
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千夜子
色のない血がとめどなく落ちてゆく 思春期の夜は誰よりも長い
8
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小林道憲
庭隅の指より小さき青蛙 池を渡りし技の巧みさ
18
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文麿
ぬばたまの夢にしあらば斑鳩の古寺訪ひて君になづまむ
13
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みなま
突然の雨に揺れつつ 雨粒を珠とまろげて蓮は愉しむ
20
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みなま
早朝の蓮見の池に人集い笙の音流る 賑やかな様
11
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春咲
琴の音の 響きは心に 等しけり 一絃一絃に 思ひをかけむ
23
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文麿
待ちわびし君の名見つけ天高く眩しき影に清けし風よ
15
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あまおう
キミノコト、思う気持ちが潤々と踏ん張って増す。表面張力
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