まるえふのお気に入りの歌一覧
ほたる
半そでの眩しき白と二の腕の硬さを恋したはつ夏の頃
13
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紫乃
雑音も恋しい ただの日常に感情のない秒針響く
6
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只野ハル
雨音をひとり窓辺に聞きながらボタン付けする明日着るから
5
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紫乃
キラキラとスポットライト浴びずともみんなを支える音 奏でたい
3
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田中ましろ
悲しみの種をやたらと植えつけて突然変異を待つのはやめて
11
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ふきのとう
窓際にゴーヤの苗を並べれば来る夏を涼し気にと願う
5
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ほたる
夜の色雨に塗れてなお深く幼き紫陽花天を仰ぐか
7
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栞
あのひとに借りた小説 できるだけ時間をかけて読む昼下がり
10
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白亜
並び見た ただ一度の春景色 吾のみ知る場にそっと秘めたり
11
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舞
諸共に濡れて落ちゆく夜の闇を優しく包む皐月雨降る
16
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舞
降る音も聞こえぬほどに優しげな雨に濡れたく君偲ぶ夜
10
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芳立
はつ夏の暦もしらずふる雨に宿の青梅ぬるるけふかな
13
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三沢左右
出帆の朝遥かに凪いだ海遠くとどろの潮騒を聞く
19
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卯月
新刊の文庫の帯をゴミ箱に捨てる君とは恋ができない
23
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ほたる
いくつものエスカレーター降りゆきて戻れぬ気がする地下鉄の夜
21
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価格未定
旅立ちの朝はおんなじ雨空で同じトースト食べて出かけた
8
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舞
幾夜経る月は移ろい欠けるとも想いは消えず熾火となりて
10
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こはぎ
もう君に揺れはしないと呟いた 声にしないとまた揺れそうで
4
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染季
薄曇り今日は会えない太陽も私を探してくれるだろうか
6
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あひる
馴染みにし軒端は津浪に呑まれども被災の街に燕の飛び來る
7
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