石川順一のお気に入りの歌一覧
藤久崇
三日月の 幅狭き影を 手につまば われて光の 四方に散らまし
3
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舞
ひとつ身の連れ添う妻を労れど言葉と成らずただ背をさする
22
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inosann
「ブルルン」とボタン一つで始動する娘の車にいまだ馴染めず
13
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沙久
もし君に 大事な人が いるのなら どう立ち去ろうか 演じてしまう
20
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藤久崇
君のがり 罷るべきとて 紫陽花の 匂うを見ては しばし待たなむ
2
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藤久崇
事ゆかぬ 浮き世のごとく 咲き初めの 花に冷え入る 雨は降りつつ
2
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藤久崇
降るごとに 風を温める 雨なるを 花の散らずは 空のまにまに
2
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藤久崇
雨過ぎて 衣干せるに 道の辺の 萎みし花も 復ちて開けり
4
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沙久
いいんだ、と一番になれぬ恋をして 悪路な一方通行走る
25
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藤久崇
暖けき 春日の空の 青くては などてか外に ものの要るべき
2
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藤久崇
花咲きて 悩みはなかなか 増しにけり 匂える脇に 梅もありせば
2
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灰色猫
校門で待ち伏せをするどうか君が傘を持っていませんように
21
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灰色猫
いつか来る東京タワーが倒れる日出来る備えを怠らぬよう
12
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灰色猫
盲目の人が見る夢はきっと僕らが知らない透明な夢
16
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灰色猫
考察する猫の肉球と遙かなる歴史の果ての関わりについて
17
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灰色猫
また僕は誤解している秘め事をあの満月に暴かれてしまったと
16
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藤久崇
夜も開けで ひねもす闇の 覆いては しげき憂き世も 静かならまし
4
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藤久崇
立ち籠める 霧を払いて ゆく君の せめて衣の 露を拭わむ
7
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夕夏
あらすかをうってしまったしっぱいをにどとするよなへまなどしない
2
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千映
恩師から届いたはがき吾と母と交代で見る穴のあくほど
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