詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夕夏
ものいえばしつげんばかりあしとらるいずれさばんなさばくのかいぎ
4
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樟明子
長雨の明けぬ朝に贈り物大きく開く南瓜の花
6
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名鈴
後祭 常にも増して 静けれど 民の祈りは ことさら篤し
15
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ななかまど
大水にほんろうされし被災者の物恐ろしきことば重たし
11
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滝川昌之
頭頂部 薄くなったと電線が雨後の雫でからかいやがる
26
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横井 信
伝えたい声にならない蝉時雨我が道を行く夏の残響
15
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夕夏
よんせんねんのりんごくにきらわれてわからぬままにいまにいたりぬ
3
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みっさん
お別れの言葉交はさず東京へ移り行きし人に思ひ馳せをり
7
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ななかまど
淡く濃く雨に咲きたり額の花時のながれに沿いて老いゆく
15
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KEN
十綱橋 蝉の遠音の そほ降れば 濡れて架かれり 宵の川面に
10
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ななかまど
ドクダミの強き匂いの草むしりいつのまにやら無心が本気
14
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朔夜
むせかえる梔子の香六条の御息所の黒髪に似て
9
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名鈴
夕立の 雲と競ひて 急げども 追ふ雨に負け 君濡れ鼠
12
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KEN
よちよちと 道路の片隅 愛が行く 鴨の母子が 庇ひ庇はれ
11
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弥栄成就
若駒が 天馬と成りて 飛翔する 神の一手を 究めるために
18
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横井 信
リモートのありふれてゆくかど部屋のいつもの窓に差し込むひかり
13
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やまざくら
薄明の 庭にしろじろ 沙羅の花 浄めの如く 清らかに散る
5
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夕夏
ひとごみにたたずめばあなたをさがすじぶんにきづくわすれられない
9
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夕夏
つぎつぎにじょうごのようなあまうけでじょろじょろながすのきのたてどい
5
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夕夏
うたよんでせつめいてきといわれてもことのはしめはいつたえること
6
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