日向猫のお気に入りの歌一覧
inosann
各々のメロディー奏でる蝉時雨を小高い丘の木陰にて聴く
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村上 喬
優しさに限りがあるとは知らないで求め続けた夏よ さよなら
24
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村上 喬
いつの日もいかなる日にも微笑んで風に吹かれる向日葵がいい
15
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村上 喬
現実と夢との境を引くように飛行機雲は伸びゆく朝に
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文麿
奏でれば脚に擦り寄る吾が猫は不協和音を聽きつけるらし
9
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詠み人知らず
しわしわの千円札を呉れし母 ねえお母ちゃん 続きが言えず
9
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詠み人知らず
仕合わせは忘れた頃にやって来る ご飯と漬け物食べてるときに
15
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文麿
罐詰で過ぐす東京サヨウナラあづま男は山へかへらむ
6
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みなま
頼りたい人と煩わしい人と需要供給痛む胃の素
12
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薫智
君を見たふいに「もしや」が「きっと」から「絶対」になる君しかいない
12
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詠み人知らず
暮れ落ちて蝉と蛙が入れ替わり 田んぼの駅の夜はこれから
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小林道憲
生い茂る椰子の葉陰に牛集う 南の果ての島の昼すぎ
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桜園
生きた証残したいのかしじみ蝶撮るわれ見つめじっと動かず
36
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みなま
廢車しかないとあきらめ手放したアルファと市營駐車場で遭ふ
8
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inosann
走行が八万越える営業車不安抱えてゆくのも一緒
8
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inosann
客宅で訃報を聞くこと多くして任地の客も歳を取りたり
13
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紫苑
鳴く蝉のつかれを知らず八日まで過ぐせぬ夏を見すゑるごとく
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詠み人知らず
木洩れ日と沢のさらさら吸い込んで みんな元気を持ち帰ろうね
16
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文麿
泣き面のツンデレの君和らぎて素直に返る水遊びなら
12
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文麿
波のおと月に願へる約束を涼しき君の耳に言よせ
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