灰色猫のお気に入りの歌一覧
千映
母と見た送り火の後 行った店三条珉〇まだあるように
11
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千映
精霊馬またがり帰る父にいう「母は当分そちらに行かぬ」
18
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林林
絶対に大声出さず割り込みも絶対せぬ友O府の南
21
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葱りんと
子供らに お腹いっぱい 食べさせる 親の喜びは 時代を違えず
14
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みやこうまし
鴨川の水嵩増して波荒れる 京北山に大雨降りしか
11
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詠み人知らず
引いて見て 捨てて彼方で 眺めれば 愛じゃなかった執着だった
8
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利己翔
極端な考え方を止めたくて言われて描いた自画像を捨てる
3
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利己翔
単純に言えばそれらは打ち上げの花火であって青春じゃない
4
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恣翁
花の色に目移りにけりて 悪戯に 我見よがしに振るな 召す女を
18
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大野 冨士子
銃に拳 交通事故も核もあり失われるは 等価の生命
64
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夢士
其処の秋の便りの昨日今日窓辺の草に蟋蟀の声
18
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夢士
盂蘭盆会こあらし来たり盆棚に戻りし佛仏壇に入る
13
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みろく
息切らし漫画を返しに来た彼の席が空いてた九月一日
11
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コタロー
暑さかな古き神社の手水場の濁りた水に鳥の羽根浮く
11
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工藤吉生
ポケットに手を入れている全身を入れられるならそうするだろう
7
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己利善慮鬼
好きだって認められない人がいて嫌いになんてならないでいて
5
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コタロー
古池を眺めてをれば翡翆が飛びて行くなり幸運兆す
6
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林林
お線香かおる庵の引き戸から去る和尚さんを見送る家族
22
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海恵ふきる
真夜中に起き出して飲むサイダーは罪悪感の味がして、夏
6
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へし切
蝉しぐれ集くばかりの声もなく静かに盆の迎え火をたく
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