恣翁のお気に入りの歌一覧
小池真
新書読み 一輪挿しの水を換え 君にメールをうつ日曜日
5
もっと見る
シュンイチ
変わり果てたこの町のなか変わらない僕らの「証」はそれぞれにある
15
もっと見る
猿ノ丞狂介
追いはぎの胸をば血にて濡らせども盗られし君だに惜しとこそ思へ
5
もっと見る
まるえふ
セフティゾーン外れぬように生きてきた外れる人の気持ちも知らず
5
もっと見る
くりくりまろん
止まざらん日々の雑事に追われつつ 寸暇を惜しみ君は読書す
3
もっと見る
ケンイチ
日のみちを行きつ戻りつ一杯の麦酒にさへも酔ふ三日月夜
12
もっと見る
詠み人知らず
たおやかに 風に揺らるる 秋桜の はにかむような 微笑みの色
19
もっと見る
ゆべし
宵闇にぬるりと香る金木犀私はここよと墓石の脇に
5
もっと見る
みやこうまし
角前の花に水遣り振り向けば宵の三日月路地を覗けり
11
もっと見る
七色コイン
血だらけの豚骨を手に嘔吐した。みんな知らない解体現場。
9
もっと見る
住川幸
服を着せ、ポーズを取らせて詩に書いて、そして殺した空想の友
7
もっと見る
けにちん
生を食み繋ぎ紡ぐは誰が為か知り得て今に感謝しかない
2
もっと見る
山桃
うたよまぬ夕べもありて楽しかるただ一心に栗の皮むく
13
もっと見る
七色コイン
震えてるこんな指ではかけられずタウンページにあの娘の名前
14
もっと見る
紫草
歩きたい働きたいと義母が泣き 渇葉眺めてため息隱す
11
もっと見る
紫草
秋冷の風に匂ひし洗ひ髮 憩う早乙女の襟足清く
6
もっと見る
紫乃
神無月 街から匂う 金木犀「洗濯物の匂いみたいね」
3
もっと見る
京
すこしだけ拗ねた子供用のギター弾きわたしは子供の顔をしている
2
もっと見る
みやこうまし
寂しさの泌みくる夜は音なしのテレビ点けつつ折々の歌
11
もっと見る
たんぽぽすずめ。
世の中の鏡のような秋空の表情がまた変わったよほら
11
もっと見る
[1]
<<
2197
|
2198
|
2199
|
2200
|
2201
|
2202
|
2203
|
2204
|
2205
|
2206
|
2207
>>
[2559]