まきのお気に入りの歌一覧
紫苑
薔薇刑を賜りたきに我が小さきバラはこの手に棘なすほどで
4
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キタハラ
あなたにはその手と足があるじゃない 羽根がほしいのなら生きなさい
6
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ムラサキセロリ
いっぱしの女に羽化した少女の肩甲骨に残る脱け殻
10
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みなみぐち
朝も冬も夜もふたりで過ごしたらどんなわたしがあなたに残る
6
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紫苑
迷い尽くし出詠せしにただ好きと言いくれしひとの思い忘るまじ
12
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詠み人知らず
信じねば地獄に落とすと言うような器の小さな神様は嫌い
18
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キタハラ
「痛いってわかってるのにささくれをむいちゃうかんじだよね 恋って」
12
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山本克夫
夕立ちがおわればふたり手をつないで帰る 虹のむこうの世界
2
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キタハラ
これがもし愛だったら、と仮定してそれでも線香花火は落ちる
10
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詠み人知らず
二百二の瞳の前で語らずとも あるべき姿で生きてけばいい
6
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キタハラ
始めてもいないバイトを辞めたくて積もる求人雑誌のタワー
5
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紫苑
汝が胸の切子硝子にひび入れしつみは吾の抱く花も枯らさむ
13
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のびのび
津田さんの答案用紙はまず先に裏の似顔絵を採点します
17
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紫苑
差別てふ矛盾をうちに抱えつつ平田豊をリストに加ふ
7
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田中ましろ
選ぶため用意されてた未来ならさきほど燃えるゴミにしました
7
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詠み人知らず
どう書けば誉められたのか鉢植えにカビキラーを噴く我が父のこと
3
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詠み人知らず
雨の日はもれなく霞む なんてまあ 気象庁より確かなみぎめ
6
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紫苑
迷い犬保護すれば夫はビラを貼り我は記事掲ぐいのち繋ぐため
12
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山本克夫
世界地図ひろげ「そういえばこのへん」と日本があった場所ゆびさす
4
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山本克夫
八月の深夜にさがすきみのためスイカ畑にころがる満月
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