朧月のお気に入りの歌一覧
デラモルテ
春雨を含む白雲走りだし薄青空の十三夜月を洗ふ
16
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ゆりこ
どうしても君が私を呼ぶのなら音より速く雷となる
46
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あふひ*・○・*
僧侶達の応援を背に八つ橋を喰み掛け走る都大路を
19
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デラモルテ
春雨の上りて射しぬ朝影に東風吹きわたり叢雲飛ばす
15
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恣翁
ウマヅラの 青き尾鰭に入り交じり キスの飴色 濡れて目立てり
23
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舞
通勤の駅階段のその背ごと負う荷のありて皆登りゆく
26
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麻
ちくちくと懐中時計の歯車のひと歯の間にも歩む世の中
14
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ながさき
雨降れば 故郷想い 風吹けば 友は如何にと 心は揺れる
37
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あふひ*・○・*
春暁の酔夢にふらり導かれ見知らぬ風景懐かし友と
18
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月虹
思ってたよりもこんなに近かったあの日見つからなかった幸せ
27
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夢士
天空に上弦の月輝きて襟立て歩く如月の風
30
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夢士
今朝の風頬に手をあて空見上ぐ雨水となりて春の足音
24
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夢士
夕暮れて「てんてん手毬」の歌流れ豆腐売り来て井戸端会議
21
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夢士
一人詠み歌のイロハは知らねどもうたのわに入り友をつくらむ
74
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灰色猫
吹き消せど 燃ゆる魔性の 火を抱きて 人は恋路を 彷徨う運命
46
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林林
親鳥に叱られながら飛ぶ練習やがて子鳥は大空をゆく
20
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灰色猫
空き缶を 蹴とばしながら 帰る道 蹴っていたのは 自分の孤独
47
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へし切
独り寝の 侘しさつのる 秋の夜は妻の枕を 傍らに置き
62
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リクシアナ
雪溶けて百葉箱の顔のぞく春ひそやかに廃校の庭
91
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野々花
日溜まりにそよ吹く風の優しさを結んで開くたんぽぽの花
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