和草のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
熱病の氷枕のカラカラと 足音を消す 母の気づかい
24
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恣翁
古臭き時代の埃 冠りたる歌への拍手 ありがたきかな
27
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恣翁
薄暗き礼拝堂に漂へる光や 夢の続き楽しむ
18
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ながさき
故郷の 街の姿は 変われども 山は変わらず 海も変わらず
24
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ながさき
思ひ出の 場所が消へゆく 寂しさよ まして故郷 離れし人には
35
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詠み人知らず
まだ夏の光りを持たぬ風が吹く囁くように惑わすように
27
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詠み人知らず
お早うとお休みなさいの間には一日限りのチャンスが眠る
23
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コーヤ
山間の青葉青葉は果てしなく香りは緑こころ癒され
16
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成瀬山水
砂浜を裸足でかける甥っ子は思いを寄せた面影を継ぐ
13
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月虹
夏風邪をひいて頭はぼんやりで君のことだけ浮かぶ夜です
281
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舞
紫陽花をまた詠む季節水無月の雨は優しく花を潤す
27
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舞
神知らぬたまゆらの恋背徳の暗き夢底堕ちよこの夜に
14
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夢月
あなた添う花になりたし蔓を巻く微笑みしなだれ絡ます情念
12
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風花
アマゾンを生き残れりは店番が勝ち気な娘に変わった本屋
20
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風花
他の人のいい所だけ採り入れて睡蓮の如く清らに咲きたし
21
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林林
塩と梅 一夜でかくも睦まじく溶け合ふ愛が滲み出てゐる
31
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舞
手折るにはあまりに易き一輪の花のいのちの美しきかな
23
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コーヤ
雨がやみ山川森も家並もゆきかう人も潤いみせて
15
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林林
梅の木に子らと登りて実を採りて擦り傷切り傷三者三様
19
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林林
開き読み 蛍の羽化の次頁「そして、そらへ」みんなの声で
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