富鴨のお気に入りの歌一覧
紫苑
くさぐさの色の差しかふ爆音の果てふつくらと秋の陽のある
10
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詠み人知らず
照れるんだ言い出せなくて悩んでる 今さら好きと どの口が言う?
20
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コーヤ
秋日和実は鈴生りのむらさきの玉数珠作り式部の花実
14
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矢車菊
今秋の金木犀よさようなら かぐやは月に帰っていった
8
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ミツ子
きみのこと うたにもおとしこめないで むねがつまってとほうにくれて
5
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芳立
素粒子をたづねつづける人がゐてただわれけふの種をまくべし
8
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恣翁
海の底の魚つつきたる胎内に 児や生くるまま 動きたるらむ
17
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矢車菊
会いたいと詠えば朝雨あがり空は願いを叶えてくれた
20
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赤橙黄緑
かなしみは閉じ込めようとする程にここから出してと涙にかわる
38
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洩矢転石
自由主義。先生、ぼくの教科書に誰かが嘘を書いたようです。
7
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みん
今晩は月が綺麗と聞いたから六百円のお団子を買う
6
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ミツ子
おめでとう!ハッピーメリー・ルナティック!今宵の惨事はぜんぶ月のせい!
6
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只野ハル
介護は生命維持と等価でありロボットで代替可能である
12
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詠み人知らず
子の笑顔ただそれのみに幸ありて口元緩め見つめるぶらんこ
13
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みずたけ
月光が我が目に刺さる秋の夜は小星を探して人心地がつく
5
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恣翁
「屍体の血、こんな色よ。」と笑み 匙で紅茶を掬ふ君は女医さん
13
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矢車菊
感じるのそれはおそらく風だけに淡く聞こえるコスモスの唄
19
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矢車菊
どんぐりのように小さな物語両手でずっとあたためていた
20
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まつり
真夜中の公衆電話ボックスでダイヤル回して、ハロー、ポラリス
3
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珠海
大荷物抱えて帰る故郷の祖母記憶より小さくなりぬ
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