由縁のお気に入りの歌一覧
舞
とし毎に手合わす数や撫でる箇所多くなりゆく身代わり地蔵
9
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美津村
机上の会議で理想は様々に語られて現場は易きへ収斂していく
12
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西村 由佳里
静かなる夜のひとときまた我は思考の海へ舟を漕ぎ出す
21
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みやこうまし
世の中に同じ心の人もがな ネットの庵で共に歌詠む
20
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inosann
危険という代価はらった便利さと思いつ走らす営業の車
8
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紫(ゆかり)
足先を見るのに倦みて空見ればひばり一声高く飛び立つ
2
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inosann
目先しか見えない世界をおおうごと張り巡らせらされし見えないネット
23
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からしニコフ
まぶしさにうつむき思い出したのは古靴に隠す靴下の穴
4
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笑能子
じりじりと零れ落ち行く時の砂掬わぬ人も集める人も
5
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詠伝
独善の季節が寄越した憐れみにいったい何を見いだせという
9
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詠み人知らず
広く薄く層なす苦痛ゆっくりと 剥がし始める いつも破れる
25
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紫(ゆかり)
新しき鉛筆喜ぶ子らを見て物買うに慣れし我を恥じをり
12
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舞
泣こうかと酔い臥す吾れにこの胸で泣けと応える君の幻し
8
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五穀米
もう二度と来ないでください友だちでないとあなたは言ったのだから
5
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詠み人知らず
逃げ出さず現実と向き合い真面目に生きてるアタシを他人は笑うか
5
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美津村
心配も不安もあるが會ひにゆく會へば心は通じるならむ
8
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平 美盛
ひとり身のしのぶ恋こそ悲しけり待てど届かぬ逢瀬の契り
17
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美津村
新聞を配るバイクの音去りて雨音たかし夜はまだ明けず
8
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大埜真巫子.
どうしても 母の育てたやり方が わたしを邪魔する 亡霊めいて
16
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inosann
薄れ行く喜び悲しみ苦しみも今日の短歌によんでとどめる
19
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