市川春水のお気に入りの歌一覧
文麿
ほの暗き海の底にて空見上げ焦がれるごとく君の笑顏に
5
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桜園
風邪ひかんとね姑の電話にじんとする親と呼べるは姑ひとりだに
18
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いちにのパッパ
「おかあさんやさしくしてください」などと書かれてしまった五歳の七夕
31
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けたけたべたべた
気がつけば、あの災いを、忘れてる、薄情だね、呑気なもんさ
1
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舞
恋という夢にや酔いしこのひと夜貴女の名さえただ愛しくくて
12
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文麿
天つ風濡れし乙女の頬撫ぜよ定めを憂ふ汝こそ愛しき
6
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恣翁
炊煙に 葉落とす梧桐 寒々と 柚子も色づき 冬来たるかな
20
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まとん
これは恋だ、と知った冬振り向けば狂気の沙汰のような青空
9
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桜園
霜柱さくさくさくと踏みゆきて散歩する我に朝日まばゆき
19
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桜園
紅や黄のもみじ舞い落つ苔の上に師走の光が優しくさしこむ
19
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文麿
霧深く川邊色なく眠るころ白鳥の聲朝を告げ行く
8
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桜園
はらはらと紅葉舞い散る庭園に流れきこゆるもみじの琴の音
16
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桜園
百人一首いちばん多きは恋の歌和歌は恋に欠かせぬものとは
16
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桜園
美しき寫眞とコラムに魅せられて百人一首をおもはず買ひぬ
13
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南 骸骨
ペンだこの微かな膨らみ確かめて今年は手書きを数枚書こう
12
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南 骸骨
肉牛と記され育つ子牛にも2文字で終わる名があったかも
6
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みやこうまし
西日うけ光輝く大銀杏黄金まだらの黒影伸ばす
10
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あまおう
いとしくてあなたを詠う言の葉がこらえきれずに舞うよ初雪
33
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まぽりん
君が名をなぞる夜汽車の窓越しに天翔けてゆく星の子の群れ
45
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ふきのとう
一面にま白き霜の降りる朝白白明ける空の蒼さよ
14
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