詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
び わ
結婚し五十参年山坂の花一輪も妻の支えで
9
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まあさ
こんなにも 爽やかな風が 今日吹くと 昨日の私が 知っていたなら
22
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詠み人知らず
すれ違う小学生がにこにこと お早う」って言う いい日が来たね
25
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詠み人知らず
川重のバイクを鳴らす革ジャンの 老いた主張が 黙殺される
21
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詠み人知らず
新緑に小雨の落ちて潤えば 軒下の雛 お腹が空いた
21
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詠み人知らず
雨上がり 洗ひ立ての空 璢璃紺と茜仰ぎし 遠き銀嶺
12
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詠み人知らず
友と飮む 酒に醉しれ 紅色の頬を肴に 辛口一杯
10
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月虹
もう君を抱き締めることはできなくて今日からここはさよならの街
62
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夢士
つゆ草の小雨にけむる皐月朝声弾ませて登校の列
18
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石川順一
夏の雨ぱらつきながら葉を濡らす蛹は未だに孵らぬままに
17
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野々花
降りだした雨が心に溶け込めば紫陽花色に街が色づく
16
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舞
酔い帰る足音のみを供として明日また同じ日を過ごすため
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inosann
「テレビ欲し」と病床の父を困らせたあの日吾を今も悔いてる
19
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灰色猫
永遠を日差しの中へ置いておくしばらく死から遠ざけておく
21
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灰色猫
一度だけ抱きしめ合った肉体があなたのことをまだ覚えてる
18
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灰色猫
奏でてもブラックホールに吸い込まれ音楽もまた物質のようだ
17
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灰色猫
あるがまま鶏たちを抱きかかえ朝まで生きれた事に感謝を
13
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灰色猫
群れをなし鮎は遡上すひととせの命を燃やし楽園目指し
21
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へし切
ぼんやりと雨の川面を眺めれば小花のような五月雨の跡
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詠み人知らず
友として 心の隙間埋め合ひて 睦みし記憶 消失するものかは
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