恣翁のお気に入りの歌一覧
小夜子
プルルルがドクンドクンを煽るからもしもしまでの十秒ツライ
6
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舞
立ち呑みの皆それぞれに背に負いし荷を歌にせん力無くとも
12
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詠み人知らず
君のためなんて言わずにただ動くそういうものにわたしはなりたい
3
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只野ハル
シャンソンの秋の日暮れの街角に流れ木の葉の色は深まる
4
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沙枝
変わっては欲しくないひとがいる まあ変わらんだろう四十だもの
4
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冬野 凪
子殺しと云ふ言葉ふと浮かぶとき毛穴に潜む蟲らざわめく
4
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せいか
姿見に映る真白きわが胸をもっと触れてもらえばよかった
5
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栞(しおり)
おっぱいを自分で揉んでも膨らんだのは胸じゃなく虚しさだけで
3
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葵の助
てろてろのジャージにエプロンきりりっと締めたら主婦の戦闘服だ
2
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葵の助
霜月は殺されましたクリスマスソングを流す人間の手で
4
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まがね
死ぬくらい苦しい夜は母の手とお粥が今も私のお薬
16
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詠み人知らず
来世では男に生まれたいと言う母に同感 ホントそうだね
1
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詠み人知らず
壁打ちのキャッチボールのような恋投げた言葉が 跳ね返るだけ
2
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たつかわ梨凰
万物はここより生まると云うごとく瑪瑙の色に浮かぶ花薔薇
13
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山田麻呂
あらしやま 赤く染めたる わかもみぢ いかなる人に 思ひ染むらむ
5
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敷島ヤマト
さびしいと言えない君がさむいって言って右手をうばう火曜日
20
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半格斎
鎌の刃の月に向かいて秋の夜のいそぐ家路やまだ遠かりき
14
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光源氏
隠れゆく港の舟に涙してのちの朝に残る潮騒
15
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ふきのとう
色あせた結婚記念日孫たちは光あたえて輝き戻す
14
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葵の助
霜月は私の誕生月だからもっと大事にして下さらない?
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