恣翁のお気に入りの歌一覧
まがね
雲よりも近いふりして光つてる今夜の月は少し淋しい
9
もっと見る
光源氏
さんざめく佐渡は居よいか住みよいか三味の音色の響く夕暮れ
8
もっと見る
舞
雪の無い異郷の街の電飾に幻しに降る白き煌めき
12
もっと見る
紅
疲れ果て子らの手をとり日々帰る夜道もいつか良い想い出か
16
もっと見る
悠々
靴の紐むすびなほして歩み出せ勇氣と希望のはじめの一歩
17
もっと見る
みやこうまし
団栗の形いろいろ弟妹の顔の浮かびて安否気にせり
11
もっと見る
小夜子
大切にしてくれたことわかるから さよならよりもありがとうがいい
9
もっと見る
楓
しらじらと東の空が変わり行く静かに明ける初冬の朝
11
もっと見る
葵の助
偉そうに威張って言うな歩く気がない甘えんぼのくせに「抱っこ」と
6
もっと見る
さる
最果ての国の友より便りあり三十センチの積雪ありと
5
もっと見る
リンダ
止まり木にひとり腰掛け微笑んで苦いビールの泡を眺める
6
もっと見る
光源氏
おい、お前 今日は本当に綺麗やなぁ無言の妻に語るつぶやき
36
もっと見る
詠み人知らず
幼き日カメラを向ければピースした君は何処へ自画像も横向き
2
もっと見る
けにちん
遠富士を眺める余裕持てる朝 心の空が透き通っている
3
もっと見る
falcon
南天のほのか色づく門口の格子戸開くる初紅葉かな
15
もっと見る
詠み人知らず
叶わぬ夢繋いでくれた孫の絵にしばしたたずむ 父の背中よ
3
もっと見る
裕月
穏やかな人であったと皆が言う亡父に少しは似ているかしら
6
もっと見る
ふきのとう
菊香る報恩講に手を合わせ読経響けば心洗わる
8
もっと見る
陽だまり
細い腕 管につながれ眠る子の背を撫でながらまどろむ夜更け
5
もっと見る
陽だまり
ため息で曇ったガラスに頬よせるワルツ時々ジャズの雨音
7
もっと見る
[1]
<<
2163
|
2164
|
2165
|
2166
|
2167
|
2168
|
2169
|
2170
|
2171
|
2172
|
2173
>>
[2559]