ながさきのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
思へども叶わぬことの多かりき遠雷の音虚しく響く
19
もっと見る
木蓮
この頃はカンカン照りかと思ったらみるみる曇る 空の移り気
4
もっと見る
みやこうまし
終焉にぱっと一際輝いて華咲かせ散る線香花火
20
もっと見る
大埜真巫子.
七才のわたしは空を飛べないと 気づいてしまった 屋上の柵
20
もっと見る
紫草
梅雨明けのビルの谷間の街路樹に蝉は時雨てぐんぐんと降る
16
もっと見る
ぎんこ
モンダイ無い人間なんて一人も無い分かち合えたら歩きだせるよ
6
もっと見る
桜井凛香
ねぇ、いっそ、さらっていって後悔の波の届かぬ記憶の彼方へ
6
もっと見る
桜井凛香
天と地のはざまで燃やすひたすらにはかない命を謙虚に受けとめ
6
もっと見る
詠み人知らず
原発の賛否に興味はありません安らかでかつ安い電気を
3
もっと見る
cherry
一年ぶり浴衣のすそからにょっきりと照れくさそうな日焼けした足
11
もっと見る
蜻蛉
夕月ののぼりし方を眺めては愛しい君の声が聞こえて
10
もっと見る
斑鳩入鹿
夕立に慌てふためく姿かな野良猫達の逃げ足速き
12
もっと見る
桜田 武
我と妻発泡酒党に変節す節約党紀にいたく共鳴
4
もっと見る
紹益
制服も 私服もとても 素敵だな 初めて見たよ 休日の君
17
もっと見る
紹益
年寄りを 押しのけ席を 奪う餓鬼 貴様らみんな 地獄へ落ちろ
12
もっと見る
紹益
幼き子 自分好みに 育てると 光源氏を 気取る痴れ者
17
もっと見る
舞
ビル谷に銀河の汽車の跡も無く広がる闇の夜空虚しく
8
もっと見る
舞
帰るよと家へ電話すまた今日も何はともあれ無事に過ごせる
6
もっと見る
舞
ひと夏をただひたすらに蝉たちの命かけたる蝉時雨かな
8
もっと見る
速魚
一滴の汗も太古の海の名残だから この身に海月 揺蕩う
15
もっと見る
[1]
<<
2163
|
2164
|
2165
|
2166
|
2167
|
2168
|
2169
|
2170
|
2171
|
2172
|
2173
>>
[2311]