恣翁のお気に入りの歌一覧
紫草
ひたひたと淋しき音の夜時雨 寒さの向かふに春の匂ひす
8
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詩月恵
またひとつ歳を重ねた朝の窓煌めく雪を君と見ている
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詠み人知らず
境内に 連なる絵馬の 「サクラ咲け」 希望を願ふ あらたまの春
9
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浅草大将
春ならでさてものどけき眺めかな夕もやなびく冬なぎの海
14
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夢想家
素の足で凍て付く道を皆で駆け足の悲鳴を消せる掛声
5
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笑能子
二十歳の子静かながらも誇らしげ未来の為の光を持ちて
6
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たかなしゆり
振袖を着たいとは思うけれどまだ制服でいいような気もする
7
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葵の助
お昼には新作戦で「ウルトラマンねぎ食べてるからこんなに強いの」
5
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只野ハル
氷張る湯呑みを洗い花を挿し今年最初の墓参りする
8
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雪穂
行く先は 光ばかりじゃないけれど 逞しくあれ 二十歳の君へ
6
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紫草
陽に温み滴となった初雪のぽたりぽたりと落つる春の音
13
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たつかわ梨凰
何もせぬ一日の終わりに箸、器変わらぬ数を呆れ洗いぬ
5
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大獏
海面を光打ち弾く冬の午後きらきら揺れて容貌を変えつつ
13
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只野ハル
墓参り暮れに行けねば年明けの三連休の中日に参る
5
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夜考宙ん
コタツにて卓上コンロで餅を焼く何にもしない日が暮れていく
7
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城戸愛楽
心から贈る喝采 東北の選手の見せたその頑張りに
5
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葵の助
僕たちは失敗したねサイダーの気泡の中に夏閉じ込めて
12
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モニカ
幾つかの夢胸に抱き掌を靜かに合はす心新たに
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笑能子
外聞で満たせる夢はただ虚し張子の虎の首振りに似て
1
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城戸愛楽
「美魔女」なる人を間近で眺めたら妙な照かりがむしろ哀しい
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