恣翁のお気に入りの歌一覧
幸浦佳
朝起きてすぐにご飯を食べられるあなたの元気を少し借りよう
2
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舞
何処かへ飛びゆく鴉ひと声の響きの残る曇天の空
5
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りんご
戯れでつけたカチューシャ「似合ってる」また聴きたくてそっと手に取る
6
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聴雨
受験票鉛筆消しゴムちゑさんのお手紙入れるお守りとして
5
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只野ハル
冬の雨君にもらったセーターに光る滴を寂しく払う
11
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みやこうまし
冬しぐれ過ぎし晴れ間に鳥の声聞きて春めく御所の梅林
17
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詠み人知らず
鍋底に焦げ付いたのは幾度(たび)も温ため直した私の思い
13
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花鳥風月
薄い壁隔てて彼と彼女との言い争いはまだ続いてる
3
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舞
歩み来て道の途中で君に逢いともに巡りてともに老いゆく
10
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紫草
「もつと見る」クリックして知る歌心 君が想ひを手繰り寄りそふ
25
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詠み人知らず
あったかいねと喜ぶ顔を浮かべつつ石油ストーブぴかぴかみがく
16
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ふきのとう
青空に重き雨戸を開けたればまばゆき光われをとらえる
16
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ふきのとう
休日の一人の午後は退屈で本を読めどもウトウト過ごす
8
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舞
吾が妻の夢ささやかにブランドのバッグひとつを頬染めて見る
4
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あそびくも
まどろみの罠は手枷か足枷か冬の布団に飲み込まれてる
13
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紫草
我が内部に燠火しまひし小部屋あり月搖らぐ夜は炎番おく
14
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佐々一竹
湯たんぽのわずかに残るぬくもりを愛おしみつつ朝を迎える
8
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みやこうまし
春まじかベンチを直す槌の音ひびく辺りに山茶花の散る
15
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さる
久々の銀ブラふたり連れ添ひてくのやでみつけ羽織ひも購ふ
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葵の助
朝ごはん食べたらもいちどおふとんに戻って「小」の字土曜日の朝
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