詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
可不可
くるくると包帯ほどいて消え去った日の包帯が「詠み人知らず」
11
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ななかまど
コトコトと飽きることなく煮ておりぬ黒豆の堅紐解くがごと
8
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つちだゆういち
さみしいと甘えかかれば乙女たち困った顔して躰を開く
9
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西村 由佳里
サクサクのコロッケお箸で引きさいて口へと運ぶ豊かなるとき
5
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灰色猫
自己愛を阿ぬ心を大切に己を謀らぬ言葉こそ歌
23
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芳立
ふりゆけば卑しき父のありし日のすがたをいましわが身とぞ知る
8
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煩悩
君に飛ぶ鳥は失墜した後に刈られぬ稲になるのであろうか
8
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石川順一
イカロスが歌っていると小雨降るニモが九匹泳ぎ来たりぬ
15
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へし切
祈らむと神な月にも思ひしに離れにし君に逢ふよしもがな
22
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詠み人知らず
横たえた思考ですこしの夢をみた涼亭借りきり うたあわせする
9
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夢士
ふき出る額の汗を秋風が優しくふきぬ神無月の宵
14
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幸子
なぜですか まさかと思い確かめて受け入れ切れぬ事実につきあたる
14
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KEN
戀をした 路の外れに 咲く君に 冷たき雨の うたかたの朝
14
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横井 信
もみを焼く秋の香りに誘われてそぞろに歩く里山の風
10
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KEN
鵺鳴かぬ 闇夜に沈み ただひとり 想ふことなく 眠ることなく
21
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び わ
心とは自分そのもの大切に良きも悪しきもただ受け入れて
5
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幸子
都会では良くも悪くも閉じている自分の小ささ感じる回路を
16
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舞
逝く母に託されてると酒ビンに蓋する妻の小憎らしさよ
13
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詠み人知らず
人を捨てず 万に心を砕いては 手をさしのべる雛よやすかれ
15
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クロネコ
赤青と 華やぐ姿は育ちより 紫陽花眺むる人の姿も
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