石川順一のお気に入りの歌一覧
千映
冬空の庭の視界が広がって明るさ出窓のシンビ良く知る
11
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秋日好
我ながら化けるの楽し六センチヒールのブーツとリップスティック
23
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千映
寝坊した吾に立腹してるようにストーブ薬缶の湯煮えたぎる
13
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裕二
問ふことの増す祖母がためリゾットに(洋風雜炊)書きたす日暮れ
9
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まあさ
ヤマかけの一夜漬けでは埋まらない 解答用紙の余白に懺悔
23
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まあさ
缶珈琲一本あれば幸せだった 君と二人の山道ドライブ
27
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呉竹の憂き節
いかにても死なぬ憂き世に難波津のあしの葉しげく散らすともよし
4
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松本直哉
世の中に遅れて衣干す朝の冬のひかりのしづけさのなか
6
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桐生賄
長男君 モウゲンジャーに 変身じゃー アニメのキャラが 「妹だったら・・」
14
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利己翔
銃弾はこんな形じゃないだろう緊急合同避難訓練で
1
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千葉 甫
書き上げた賀状一枚取り除ける午後に喪中のはがき届いて
8
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滝川昌之
風緩み冬陽集まる軒先の 細眼の猫は吾をも氣づかじ
5
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千映
ウオーキング薄着で丁度いい体血液循環良いが分かる
12
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千映
サンタさんクリスマスじゃない時何してる?孫の疑問に婆も降参
14
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滝川昌之
北風に身が引き締まると言う妻に 北国行きの切符を贈ろう
5
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西村 由佳里
全身に光を受けて輝いて心集める髪飾りたち
7
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藤久崇
年暮るも 木々は寒きを 耐えて来る 春の芽吹きの 催いなすらむ
16
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滝川昌之
大掃除 とりあえず今日はここまでと 言う瞬間の 我妻が好し
4
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千映
年賀状もう来ないのは承知して今年も筆を走らす教え子
23
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夕夏
おおみそかそばでまってるおしょうがつつなぎたいせつそばやのでまえ
3
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