久哲のお気に入りの歌一覧
ことり
冬星のひとつしずくの落ちて来し乳房のほくろなぞられていつ
8
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ことり
藪椿くらき淵へと傾り咲くきみの片方に魚身とならな
10
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詩月恵
冬銀河 迷子になった好きたちが見つけてほしいと瞬いている
23
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瀬波麻人
がんばれ、がんばれ、ってまよなかをみている人がいますおやすみ
7
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じゃこ
黒猫が四方八方を横切るこの町がわたしは大好きです
1
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紫苑
小さき骨からからと鳴る星の降り枯葉の路にまろびゆく夜
4
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光源氏
春の日の袖こそ匂へ梅の花ひとの心にあかれならむとも
14
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紫苑
たわわなる実は鈴のごと茅屋に桐ひともとの凝然と立つ
4
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谷川めぐむ
語尾に「ね」がつけられるのは幸せな証拠だろうと思うんです「よ」
17
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新田瑛
万能になりたいんですガチャピンの中に入っている人みたく
3
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山本克夫
広義では空の悲しみ狭義ではわたくしの悲しみまよなかの雨
13
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じゃこ
「我々はアートだ。決して枯れた花ではないのだ。」とドライフラワー
4
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ましを
さん、に、いち ゼロになるまでくちびるのうえで溶けてく月へゆくふね
3
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ましを
花丸をもらって来世は三越のアンモナイトの化石になります
4
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紫苑
リスカてふことばすらなきひと夏にはしかのごとく手首切る子ら
7
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じゃこ
紫に染められたファー巻いている大阪のおばちゃん対ミンク
1
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ことり
セピア色の果実酒をそそぐゆうまぐれわれらの罪のふと切なけれ
4
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海月琉珠
人型じゃ言えないことが多すぎて窒息しそうになる宇宙人
1
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海月琉珠
わたくしは妹君の辞書であり電卓でありピエロでもある
8
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ことり
はじまりの冬の陽射しがとどくとき草食獣の口許静か
6
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