詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
辛かろう悔しかろうと やり切れぬ 未来も知らず 命 ひとつ消ゆ
15
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横井 信
降り出した激しい雨の暗い朝 夢の中までたまった疲れ
10
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えんとつcafé
あそこにもここにも空が落ちてると子供が覗き込む水たまり
15
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滝川昌之
色を捨て一度乾いた紫陽花をなぜ強く抱く晩夏の驟雨
15
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灰色猫
シシ神の森とタタラの狭間にて心の声を信じ抜く者
9
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草木藍
生い茂る庭木の暑し剪定す裾を払えば涼しき風よ
5
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名鈴
病得て 胸は塞がり うたを詠む 思ひ萎るる 淋しき夕べ
26
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へし切
盆の来ば今年も君にまた逢える夏の終わりの恋しぐれかな
15
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へし切
これほどに成らぬを暗に神頼み なれど五輪はあとの祭りに
10
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恣翁
ベネティアの過去の岸辺に 沿ひて行る舟に 時代の活気偲はゆ
9
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横井 信
降りしきるお盆はじめの雨の中 歌いはじめる蝉の合唱
14
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灰色猫
風習も地域も違うものなれど祖霊を敬う心は同じ
7
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へし切
血の通ふ言の葉なくて何響く先ずは己が範を垂るべし
10
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横井 信
ゆっくりと坂を登って流れ出す汗に感じる夏の生き様
9
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へし切
始まりは届かぬ思ひの虚しさに祭りのあとはひと夏の夢
14
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恣翁
海へ続く 爪先下がりの路を過る 江ノ電 夏の日射しに眩し
11
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滝川昌之
歓声の無きプールへと舞い降りて蜻蛉が招く早や秋の風
14
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へし切
秋の音に午睡の夢を覚ましけりコロナが遠き話になるを
18
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横井 信
まぶしくて息もできない公園のエノコログサに立秋の風
14
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武蔵野
暑くなる 年々の空 いったいに なにが起こって いるのだろうか
7
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