名鈴のお気に入りの歌一覧
仔柚
水音と私と闇とが曖昧な小夜時雨 水底のよう
6
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朝比奈
持ち前の豊かなスキルを過信してあたら命を失うべきかは
11
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滝川昌之
「初雪にしましょうか」なんて垂れこめて街凍てつかすこの節(とき)の雲
15
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うすべに
散り残るさくらもみじのひとひらに 涙をためてうつ冬の雨
10
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ななかまど
ファイザーを虎の威としたき来る年にオミクロンなる新たな変異
14
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橘
壮大な自然を愛し野生を識り己の身をもクマに捧げて
11
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へし切
怒りあり哀しみあれば 包み込め 喜べ 楽しめ しあわせ饅頭
16
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KEN
とくとくと 小瓶呟く 朽ち葉色 熟れの極みの 寒き夜の隅
10
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紫草
あきらめは珈琲碗のぬくもりが次第に消えてゆくようなもの
15
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音弥
踏みだせば寒さ切り裂く勢いのクラウドフローは冬を蹴散らす
11
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ひげじぃ
落ち葉掃き、庭枯れし葉のカサコソと音を放てり明け初めし空に
10
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葛城
暁闇のヘッドライトに過りたる寒空の下の白黒の猫
13
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舞
モノクロの記憶のなかに一瞬の花の彩り貴方への恋
6
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舞
残るのは貴方のことを恋したと記憶だけでも秘す花の色
4
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茂作
競ふかな紅ひと色のもみぢ葉に 緑に混じる萬兩の赤
15
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横井 信
柔らかに濡れた大地を踏みしめて雨の合間に鳥は飛び立つ
9
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千映2
軟らかきペン先力抜きながら今年最後の友への便り
7
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萱斎院
さねかづら 人はたづねぬまきの戸をくくるこのよの袖のしがらみ
7
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恣翁
酔ひに委せ 口を衝く詩を唱へつつ 橋上に踏む冬の月光
17
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トウジさん
枯野にも白き花こそ咲かせむや二輪草なり俺とお前は
9
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