詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
工藤吉生
あたためたはずのパスタが冷たいのも自分のせいと知るべきだった
4
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石川順一
おやつには全粒粉を食べにけり黒砂糖コーンを夕食後
7
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詠み人知らず
焚き火して手に染む熱と君の頬こびりついて消えない消えない
7
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詠み人知らず
薄皮の一重やぶれず立ち尽す 生くらナイフ研ぎ直さなくちゃ
7
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詠み人知らず
見直して飛び交う電波を恥じるとき大人の部分が削除うながす
11
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詠み人知らず
かへりくる蝶の羽待つ思ひして枝の緑にとまる雪見つ
14
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詠み人知らず
蝶々の絵画はいくども軽やかにうたに舞して稚戯祝ぎて行く
13
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滝川昌之
美しく見えてもそこは他人の雪 掻くも嘆くも他人の自由
21
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灰色猫
途切れても結び直そう赤い糸やさしくあるよう蝶々結びで
22
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灰色猫
ぽろぽろと彼女が零すため息が虹色ですね恋なんですね
15
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灰色猫
雪の舞う恋歌と恋歌のページへと桜の栞を滑りこませる
15
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コタロー
入選の俳句の賞状屆き來て額に飾られ拍手も貰ふ
9
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銀
あのひとの水分だったかもしれぬぼたん雪降れわたしへとすぐ
8
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詠み人知らず
柴犬の軽いフットワークにて 惑わされてた 幸せな人
8
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灰色猫
初雪に傘を遊ばせはしゃいでる弾けるようなあなたの笑顔
20
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山崎ふゆ彦
大雪につれ合い亡くすか山雀の啼く声沁みて寒さいや増す
8
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千映
こんもりと雪を被りし葉ボタンのどんどん元気羨まし朝
12
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千映
家の中 吐く息白くマイナスの気温を感じ至福の二度寝
11
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千映
水たまり薄氷張る通学路焚火の後の温き身駆ける
10
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詠み人知らず
道のはしごめんなさいと言いたげな雪だったらしい氷塊が じゅくり
10
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