KENのお気に入りの歌一覧
ななかまど
この星に八十億の人宿り八十億の物語あり
19
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うすべに
めざましの音もさむざむ伸ばす腕 ゆびさき以外まだ夢の中
13
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恣翁
赤々と焦げたる空を 飄々と 風音ばかり弥猛けるなり
14
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うすべに
散るものとあせる北風 ときわぎの木立ちさわがす不機嫌な空
9
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波端
夜もすがら群れ鳴きければ小春日の刈田に睡る雁も多かり
7
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滝川昌之
散歩着はつけたくないと犬たちは自慢の冬毛で寒風をゆく
18
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敦希
霜月の曆捲るとき思い出す 赤衣の聖人有り無し告ぐ術
8
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ななかまど
大切な人おくるたび生きるとは楽しみを生き苦しみを生く
14
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茂作
吊された冬大根の白さかな 覺悟して待て石の重きを
13
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うすべに
土佐を出た龍馬みおろす参道の路地のにぎわい 異国の言葉
10
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滝川昌之
バースデーケーキのホールがちょうどいい四人家族に戻った一夜
18
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横井 信
公園の落ち葉は風に身を任せ気ままに冬の町をさまよう
12
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舞
僕は老い惚れて別れた君はまだあの日のままに微笑む写真
14
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へし切
これ程に金に汚い政治かな 送るも受けるも時代錯誤に
15
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ななかまど
林檎箱あければ赤の物語乙女らのごと光を帯びて
14
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茂作
枯れ果つるただひともとの紫陽花に 小さき芽ありてうれしかりけり
16
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へし切
木枯しのもの憂き響き聴く夜は人待ち顔にぬくもりを恋ふ
14
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滝川昌之
古の土器の再生するがごと旧友集えど埋まらぬパーツ
18
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うすべに
せわしない京を見おろすあたご山 しぐれを連れて雲に隠れる
12
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横井 信
カサコソと赤いもみじの葉が揺れて静かに暮れる古里の夜
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