吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
横井 信
真夜中に窓を開けば欠けてゆく月がのぞいて明日はお出かけ
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名鈴
もし此の世 我一人なら 我が為に 我は歌をば 詠むにやあらむ
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名鈴
藪枯らし 離れよ汝の 縋る木も 立ち栄えたき 生活ぞある
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滝川昌之
詫びるため会いたい人は若き恋手放したとき俯いた女性
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滝川昌之
ドンと背を押される音に見上げれば下を向くなと励ます花火
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ななかまど
ままならぬこと多き日はゆるがせに足に頼りて夕焼け小焼け
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ななかまど
もっちりとミヤマキリシマ花もてば蝶とわれとは行きつ戻りつ
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KEN
朝暉受け 影に身を変へ いにしへの 森を語らむ 街の木靈ら
8
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KEN
月落ちて 琴音は更に 冴えにけり 闇の川面の 風湿らせて
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KEN
低き月 瀬音包めば 時鳥 宵渡るかな 短夜惜しみ
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KEN
子をあやす 鬼子母神かな 野の薊 ふふむ紫 あさかぜに搖れ
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夢士
青春のページに残す競技会すべて無となる歴史が残る
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夢士
コロナ禍の残す傷跡映しだす画面のなかの小さな画面
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灰色猫
暖炉へとお礼を兼ねてありったけ緑の羽根を捧げておこう
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灰色猫
人心を掌握するなら微笑みと君の笑顔に縛られました
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灰色猫
冗談を仰られても困りますあなたが月の出身なんて
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灰色猫
捨てられたがらくたどもを修理するなんて命は脆いんだろう
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灰色猫
譲れない想いばかりをためこんじゃ心が鬼になってしまうよ
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恣翁
合羽すら浸みぬる鬼雨に 意を決し 敗走したり 兵士のごとく
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恣翁
植え込みの陰なる風に 睡たげに揺れて 合歓こそ 紅を刷くめれ
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