ラベンダーのお気に入りの歌一覧
千野鶴子
「来ました」と確認印を押すように新雪の上に足跡つける
10
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みつ鷹
道ばたに赤い手袋落ちていて子ぎつねこんこんおおさむこさむ
7
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短冊
お前らが笑って飯を食っててもオレはひとりで激怒してやる
10
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みつ鷹
腕組みし右に左に首かしげ空を仰いで短歌入門
11
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千草ななせ
優しさは光のようにあたたかく春のカーテン揺らめいている
9
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inosann
底冷えに震えるからだが引き寄せるストーブの仲は縮まるばかり
18
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和竹
柿の葉の散り積もりつつ褪せゆくも陽の照らしたもう刹那の緋色
6
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ななかまど
さらさらと光と風が洗いおり赤き紅葉は冬への栞
13
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元親兄貴
ふと読んだ一首が我の街のよう すれ違う人 うたのわの友か
13
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森川
東雲の ほがらに紅く 明けゆくに 伊吹の山の 雪めでたうて
8
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角谷守
有名な歌人の朝のツイートがだんだん伸びて千切れた朝です
6
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こぐまじゅんこ
北風がぴゅーぴゅー吹く中はるくんは寒くないよと歩いて帰る
8
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短冊
平日はおにぎり食ってお茶飲んで半休とって海に出かけろ
8
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詠み人知らず
「これどうぞ」 白髪淑女の優しげな甘いお菓子を 午後の車窓で
6
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詠み人知らず
水墨の冬の山々 駆け抜けば 錦広がる秋の山化粧
7
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詠み人知らず
雪混じり 赤い鳥居の向こうから 冷たい風の吹き込む 暗闇
8
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和竹
ゆらゆらと水面の紋様映す壁疎らなスクリーン木陰のかたち
5
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詠み人知らず
冬の頃 真夏のうたを口ずさむ キミと一緒に コタツで蜜柑
7
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詠み人知らず
寒そうなスカートはいてる あの人へ 膝掛け渡す妄想をする
7
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角谷守
空いた手でポテトチップスの膨らみをパチリと潰し冬と出会わむ
6
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