ながさきのお気に入りの歌一覧
音蔵 雅秀
無情なり 雪の舞い降る 悲惨なる 様覆うごと 嗚呼能登の地に
5
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音蔵 雅秀
拠点には物資溜まれど 被災者に なかなか届かぬ このもどかしさ
6
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へし切
コトコトと夕餉の支度 母の音 厨にひびくしあわせの音
16
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へし切
一年を兎にも角にも事なきに 残るひと日を なほ穏やかに
19
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へし切
枯れ枯れにやがて芽吹くを ひと年と またひと年と老いながら待つ
21
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ななかまど
洗い置くえさ皿に雪の降りこみぬ知らぬ老猫毛づくろいする
17
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ななかまど
ビル群に沿うように立つ街路樹のすがた侘しき風の通い路
18
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へし切
君は君 変わらなくても良いんだよ 人はそれぞれ 才もそれぞれ
15
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へし切
聞く力?民を困らせまつりごと なんだなんだよ らしくもないぜ
13
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横井 信
売れ残るケーキを食べてふっくらと今年最後の満月を待つ
14
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横井 信
仕事終え忘年会の酔っ払い終電後の月を見上げる
13
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杜鵑草
昔より深く鳴尾の松の木の根に持つ性や常盤なるらむ
12
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杜鵑草
あはれなる月は冬にもあるものをなに秋のみと思ひなしけむ
16
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滝川昌之
亡父(ちち)いわく餅つく杵は腰で打て臼に伝えろその粘り腰
17
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へし切
黄昏れて 君が横顔懐かしき セピアの色に遠きまぼろし
16
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杜鵑草
すずろなる賑はひの市に浮き立てる人を厭ひてふり出でてけり
12
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杜鵑草
さらぬだに人疎らなる山里に今宵は月もすまぬなりけり
15
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杜鵑草
思ひ出づる時はいつとはなけれどもさすが今宵は清しこの夜
13
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滝川昌之
頂にスターを抱いて足元に靴下を置くモミの木の夜
16
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滝川昌之
跳ねることなかったけれど飲み過ぎの赤い眼何度も俺の卯年は
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