浅草大将のお気に入りの歌一覧
河のほとり
花すすき夕べほのかに見る里は遠きふもとのともしびの影
9
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芳立
あかり満ちる廟街をゆく 自由しかないまちなのと君は笑つた
6
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光源氏
敷島の道は幽かに見ゆるのみあはれあはれとながめふるまに
6
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へし切
甲斐もなくままならぬ身も詮無きとなほも永らへ老ひを愛しむ
26
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紫苑
かたはらに猫ねむりゐる秋ひと日とほき滄海のことづてを読む
19
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芳立
秋分けてひと日ひと日の暮るるほど闇の深まるわが身とぞ知る
18
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松本直哉
十字架ゆおろされし子をかきいだくたらちねの母かひなのほそき
4
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紫苑
懸命に眠りをねむるおさな子のまろき額に汗ひかりをり
20
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紫苑
あたらしき稔りにほほを寄するときそを造りたる手を思ひけり
17
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葉月きらら☆
四十にもならぬ身体を五十肩診断されて塗ったペディキュア
25
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falcon
手折りしは誰がゐたづらぞ曼珠沙華子らの声とほき返照のそら
14
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falcon
雨に濡る青のすがしき朝顏のしづくをはらふ風は秋いろ
16
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紹益
李香蘭 ついに黄泉へと 旅立ちて 昭和は遠く 遥か遠くへ
26
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あまおう
。。 。だとしても。気付かれぬよう恋の底 潜水艦は いつも臆病。。 。 。。
21
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紫苑
くろべにに染まりて過ぐすひと夜あく赤と黒なといふひとあるに
13
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光源氏
満州になどか咲からむイェライシャン終ひのゆふべに心残して
11
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芳立
ふりながらいづれものちと見ざりけりみちびきたまへさきに往く友
11
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芳立
しらつゆもおぼえざりけりあやまらぬ朝日が西にのぼりこむとは
16
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芳立
花ひとつ散れば水辺に聞きし音に蘇州の寺の鐘は鳴らなむ
16
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紫苑
まなうらに揺れゐる薔薇のいろ冴えてティル・ナ・ノーグへつづく雨音
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