紫水大夫のお気に入りの歌一覧
はなはな
後悔をしないように生きたいね いつでもここが始まりだから
5
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只野ハル
土塀に塗り込んだ小石露なる廃屋に猫が帰って行く
4
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浅草大将
まだ梅雨もあかねの空の横雲にはや秋風の立つここちする
12
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水葉
濃紺にきりり光るる両端へ触れるをためらうその三日月に
6
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浅草大将
天つかぜ吹かぬこの世になる神の回す扇ぞめぐみなるかな
15
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垂々
破られた約束を消す修正液(ホワイト)が乾かないまま また逢いにいく
40
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夜考宙ん
打ち水に夏草さえも涼しげに陽射し和らぎカレーを煮込む
3
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水島寒月
匂ひなく効き目のあるを可としつつ蚊遣りの烟なつかしくもあり
3
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沙羅
雨あがり森はみどりをしたたらせ夏の誘いに深呼吸する
22
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舞
光年の遥かな光満ちてあり銀河鉄道小岩井の夜空
7
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由良
こんなにも綺麗な模様空と雲誰が褒めるわけでもないのに
3
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沙枝
前世は兄妹かもね 言い合った 少年は今 どの空の下
6
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三沢左右
水みづし紙に置かるる色どりを待ちて絵の具の透る青さよ
29
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たんぽぽすずめ。
作業着の汗が渇かぬ草苅をするのがビャを美味くする術
23
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芳立
八重浪を五たびこえてやくもたついつも迷ひをおそれじの夏
20
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詠み人知らず
子どもらにかわいそうなぞう読みきかせ平和教育で心たがやす
15
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薫智
あの空のように澄んでる青色で僕の魂染まらないかな
13
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浅草大将
秋をはや先ぶれて置く野のつゆに朝の光を愛でつつゆかめ
11
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さる
老ひかなし暑さに負けて気力失せ本をひもとくこともできずに
9
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詠み人知らず
朝顔のまだという声きこえしかシャッターおせばすっとしぼみゆく
22
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