河のほとりのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
落花した躑躅の着地はテント型泊り客など招いて灯る
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滝川昌之
カーテンに神様がいた幼き日 毎日叶う夢はやさしく
18
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滝川昌之
傷ついたサーフボードと天気雨 両方連れて茅ヶ崎へゆく
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滝川昌之
埠頭にはいつでも風が渡るから特別だったあの風が好き
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滝川昌之
「来ないで」と言われても行く東京へ病む義母見舞う妻に代わって
18
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ななかまど
躓くという字を作る足と質やはりそうかと転びし後に
11
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ななかまど
忖度は霞が関の固有種や言葉は育ち枯れるものなり
10
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ななかまど
それぞれに理由のありて駅に立つ待つを証とスマホを持ちて
11
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ななかまど
考える葦として立つ人類の前に差し出す変異の踏み絵
12
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名鈴
島国の 氏しか知らぬ やまと人 外つ国の事 思ひ及ばじ
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名鈴
きっかけは 何でもいいの マンガアニメ 子どもに向けた 本も大好き
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名鈴
異なれる 国の有り様 知ることは 詮ずる所 己を知ること
11
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名鈴
みもろつく 三輪山の神 出で座すが 朝露に巫鳥 濡れて遊べり
10
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名鈴
まつ二葉 萌しつはるを 見付けなば 何より君に 先づ知らすべし
13
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音弥
騙されたままで逝けども天界は欺く者を暴いて見せる
7
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音弥
人の世の利害の域を既に越えロマンの海に客船は果つ
14
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音弥
薫風に青葉も盛る黒柿のそよぐを肴に呑むか昼酒
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音弥
皮肉にも連休よそに田舎での土いじりには相応しく 晴
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朔夜
こころなき身にもおぼほゆ公園の街灯に透く紅の梅
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朔夜
この命先は長いか短いかわからないけど今は笑うよ
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